mpl_toolkits.basemap
WindowsでPythonを利用している際、mpl_toolkits.basemapを利用して地図をプロットしたいときに、まず
from mpl_toolkits.basemap import Basemap
を記入するのですが、その際に
と出てしまう方がいると思います(自分はjupyter notebookを使用)。Basemapをインストールしていないということなのですが、コンソールからBasemapをインストールしないといけないと思うのですが、Anacondaを入れている方の中に、その時にエラーが出てしまう方がいると思います。ImportError: No module named 'mpl_toolkits.basemap'
の時はコンソールに
conda install -c conda-forge basemap=1.0.8.dev0
を入れて頂けたら、インストールが始まると思います。
webcache.googleusercontent.com
↑これやったらいらないパッケージもいっぱい入ってきた
ところで、Windowsユーザがbasemapをインストールする方法にはもう一つあります。 それは、conda(Anacondaのパッケージマネージャ)を使ってインストールする方法です。 先に述べたように、AnacondaはWindows用のbasemapパッケージを提供していませんが、conda-forge のconda用のパッケージレポジトリに、Windows用(32bit/64bit両方)の パッケージが用意されているのです。
具体的には、以下の2つのインストールコマンドを実行します。「-c conda-forge」は、パッケージを「conda-forge」から取得してくる ことを意味します。2つ目のコマンドでは、詳細な精度の高い地図データをインストールしています。:
> conda install -c conda-forge basemap=1.0.8.dev0
> conda install -c conda-forge basemap-data-hires
これらを実行するだけで、インストール完了です。ただし、上記のコマンドで「1.0.8.dev0」とあるところは、 適宜最新のバージョンを指定するといいでしょう。最新のバージョンは、ここ で確認できます。
なお、basemapインストールの際に、conda自体のバージョンが古いものに変わってしまう場合があります。 他のパッケージの管理に影響すると考えられる場合は、次のようにしてcondaのバージョンを戻してしまいましょう。:
> conda update conda
これでcondaのバージョンを元に戻しても、basemapの利用上はなんら問題ありません。